2022年9月27日(火)に行われた安倍元総理の国葬儀に、通訳ガイド業界の代表として通団連が国交省から招かれ、澄川雅弘会長が出席致しました。出席者は約4,200人(4,183人)。うち、外国人約700人。国内3,500人の内訳は御遺族、政府関係者、現職・元国会議員、各界代表等でしたが、国土交通省関係が200人、そのうち観光庁の推薦団体からが16人でした。通団連は観光業界16団体の一つに選ばれ国葬儀参列の招待を受けました。
安倍元首相の功績は多々有りますが、「観光立国の力強い推進」は最も大きな功績の一つであり、国葬儀に於いてもビデオの中で「訪日外国人4倍 3千万人超え」が紹介されていました。
●第一次安倍内閣(2006年9月26日~2007年9月26日)⇒2006年12月13日「観光立国推進基本法」成立。
2007年1月1日「観光立国推進基本法」施行。
8月 国土交通省が観光庁を創設する方針を決定、12月政府方針に。(2008年10月1日 観光庁発足)
●第二次安倍内閣(2012年12月26日~2020年9月16日)⇒2018年 訪日外国人3,000万人突破
遺影・遺骨を前に安倍元総理には、「我々通訳ガイド業界は、御遺志を受け継ぎ、インバウンドを支え、日本と世界の平和、安定、繁栄に尽くします」と業界及び通団連を代表して誓わせて戴きました。
愈々2022年10月11日から入国者数上限撤廃、個人旅行解禁、短期滞在ビザ免除が始まり、円安効果も有って大勢の訪日客が見込まれます。(中国、インド、ロシア、ブラジル等は短期滞在ビザ免除対象外)
通訳ガイド苦難の時期が長かったので再起・再構築は大変な困難が予測されますが、通団連加盟団体および全国にある通訳案内士団体に加盟の会員の皆さんに明るい日が戻って来る事を願って止みません。
我々の仕事は日本を活性化させる一方、「悪い円安」に少しでも歯止めをかけられる効果も期待されています。
日本を明るくする為にも、皆で共に頑張りましょう!
日本通訳案内士団体連合会
代表理事 会長
澄川雅弘